概要

• PanDoc + PlantUML + Vivaldi/Chrome で、UML を含む MarkDown を HTML および PDF へ変換する。
• コードブロックの変換には、Pandoc-Elements および ActivePerl を使用する。

インストール

1. Chocolatey で、PanDoc, PlantUML, ActivePerl, Vivaldi/Chrome をインストールする。(Vivaldi/Chrome はどちらかお好みの方を１つでOK)

   > cinst -y pandoc plantuml activeperl vivaldi googlechrome

2. Pandoc-Elements の依存モジュールをインストールする。

   > ppm install JSON JSON-PP Hash-MultiValue Pandoc IPC-Run3

3. Pandoc-Elements の plantuml ブランチをダウンロードする。
   https://github.com/nichtich/Pandoc-Elements/archive/plantuml.zip
4. ダウンロードした zip を展開し、Build.pl のあるフォルダに移動する。
5. Build.PL を実行して Build スクリプトを作成する。

   > perl Build.PL

6. Build.bat を実行して blib 下に必要なファイルを配置する。

   > Build.bat

7. blib\lib\Pandoc を C:\Perl64\site\lib\Pandoc へコピーする。

   > robocopy blib\lib\Pandoc C:\Perl64\site\lib\Pandoc /e

8. フィルタフォルダを作成する。

   > mkdir "%AppData%\pandoc\filters"

9. plantuml.pl をフィルタフォルダへコピーする。

   > copy examples\plantuml.pl "%AppData%\pandoc\filters"

10. サンプルを変換して動作確認する。
    カレントのフィルタは使わずにデータフォルダのフィルタを参照する。

    > cd examples
    > ren plantuml.pl _plantuml.pl
    > pandoc -s --filter plantuml.pl plantuml-sample.md -o plantuml-sample.html

11. 出力された html を Vivaldi/Chrome で開いて画像が表示されることを確認する。
12. Ctrl+P で印刷ダイアログを表示し、プリンタとして PDFで保存 を選択し保存する。
13. PDF を開き、テキスト選択およびコピーができることを確認する。

リンク

• cognitom/paper-css: Paper CSS for happy printing 印刷用CSS定義
• PlantUML VSCode用PlantUML表示プラグイン